消防学校とは、消防職員として採用された新人が最初に通う訓練・教育機関です。消防組織法第51条(都道府県は消防職員・消防団員の教育訓練を行うため消防学校を設置しなければならない)および消防学校の教育訓練の基準(消防庁告示)に基づき、各都道府県が設置・運営しており、全国47都道府県すべてに設置されています。また、大阪市・横浜市・名古屋市など一部の政令指定都市も独自の消防学校・訓練センターを設置しており、採用された自治体によって入校先が異なります。
初任教育とは?
消防学校には複数の課程がありますが、新採用職員が入校するのが「初任教育」です。教育時間は800〜1,000時間以上(都道府県消防学校によって異なる)、期間は約半年で、寮生活をしながら消防士に必要な知識・技術・体力を徹底的に習得します。
消防学校での生活は、想像以上に厳しいものです。自由な時間はほとんどなく、朝から晩まで訓練・学科・自主学習が続きます。しかし、だからこそ「消防士としての強靭な基礎」が身につくのです。